こんにちは。エクセルソフトの田淵です。
Xamarin 4.0 RC0 で Visual Studio と Mac との連携を試してみましたのでエントリーに残しておきます。
注意:2015/10/7 時点での Visual Studio 2015, Xamarin for Visual Studio RC0 (4.0.0.1566) でのエントリーです。今後仕様が変わる可能性があります。(まだ粗削りなので早く安定してほしい…)
インストール
Xamarin のアップデートチャンネルを Alpha 版に合わせていただくか、先ほどアップした 【お知らせ】Xamarin 4.0 の Release Candidate (RC0) が発表になりました - Xamarin 日本語情報 にリンクがある Xamarin 4.0 RC0 のインストーラーからインストールしてください。
Mac と Windows の両方に RC0 のインストールが必要です。Mac 側では今まで Visual Studio との通信に使用していた Xamarin Build Host が削除されます。
(起動できないの図)
Mac 側での設定
システム環境設定
を開き、共有
をクリックします
リモートログイン
にチェックが入っていて、普段利用しているユーザーが アクセスを許可
されていることを確認します。
Mac 側はこれだけです。
Visual Studio からの接続
Visual Studio を起動すると、ツール > iOS
のメニューに変化があるのが分かると思います。
メニューから ツール > iOS > Xamarin Mac Agent
を選択するか、iOS プロジェクトを作成すると、次の画面が表示されます。
この画面は上に記載した Mac での設定方法ですので、設定方法が分かっていれば左下の Don't show this again
にチェックを入れて OK
で閉じてしまって構いません。閉じると裏側に Xamarin Mac Agent
のダイアログが開いているはずです。
Mac マシン特定
上記のように、既に Mac のマシンがリストされている場合は Connect
ボタンをクリックします。
このようにリストされていない場合は、Add Mac
ボタンから手動で Mac マシンの IP を設定して追加します。
SSH 接続
マシンが決まって Connect すると、自動的に SSH Fingerprit を取得します。取得できるとユーザー名パスワードを入力できます。
ユーザー名の入力欄はユーザー名だけ (ssh ytabuchi@MBA-Xamarin.local とかではないです) を入力し、パスワードも入力し、Login
をクリックします。
接続に成功すると画面が閉じます。
念のため、再度 Mac Agent
のダイアログを開いてリンクアイコンが付いていることを確認しました。iOS のツールバーでも緑色になっているのが確認できますね。
完了
これで接続は完了です。
所感
色々触ってみましたが、Visual Studio の iOS Designer がすっかりデグレしてしまっていてw 現時点では使いものにならなそうです。。残念。(ブログで退化することがないのがゴールです!って書いてたじゃないか!w)
(Mac がワイヤレス接続だったのですぐに接続が切れちゃう図)
(Button を配置しようとしたらエラーが出ちゃう図)
(何とかボタンを配置してもどうにもならない図)
ただ、Mac 側を有線接続にしたら Visual Studio からの接続は全く切れませんし、Visual Studio をいくつも立てて、接続出来るのも最高です。Designer が落ち着いたら皆さんも使ってみても良いのではないでしょうか!
ダブル!!
Xamarin 気になった方は
取り敢えずは Stable 版で是非w
是非 ダウンロード(直接) / ダウンロード(弊社経由) して触ってみてください。 学習用リソース や JXUG リンクページ に参考資料を纏めてますので併せてどうぞ。
Xamarin の情報が欲しい方はこのブログも購読いただいたりすると嬉しいです。
以上です。