こんにちは。エクセルソフトの田淵です。
Visual Studio Community 2013 と Visual Studio 2015 RC/CTP と Xamarin の関係について纏めています。ホンワカしたリリース予定日が分かりましたので、全体的に修正しました。
公式情報は CEO Nat さんのブログ Microsoft and Xamarin Expand Global Partnership または 弊社の翻訳ページ を参照してください。
検索で飛んできたけど Xamarin って何?って方は
本ブログの目次 をご参照ください。
無料で使えるの?って方は
学生向け Xamarin 無料プログラムのページを公開しました をご参照ください。学生さんは VS とは関係なく Xamarin を無料で使用できます。
Visual Studio Community 2013 で Xamarin Starter はいつ使えるようになるの?
2015年の春ごろに使えるようになる見込みだそうです。
2015/5/7 更新:
Xamarin Starter for Visual Studio リリースのお知らせということで、Starter Edition が Visual Studio で使用できるようになっています。
では本題です。
Visual Studio Community 2013 と Xamarin
昨日の夜中のエントリー にも書きましたが、VSC2013 が発表になりました。VSC2013 の詳細は No.1の方のブログ を見ていただくと良いかと思います。
Nat さんのブログ では
Free Xamarin Starter Edition for Visual Studio Users
とあるように、拡張機能をサポートする無料の Visual Studio が使えるなら Xamarin も協力しようじゃないか。ということで、Starter が Visual Studio Community 2013 で使えるようになりました。
まとめ
Visual Studio Community 2013 と Xamarin Starter なら完全無料で Android/iOS アプリをビルド (iOS アプリのビルドには Mac が必要) できますが、ビルドしたアプリサイズに 128KB の制限が掛かります。
Starter でなく Xamarin Business 以上のライセンスがあれば、当然サイズ制限なくアプリを開発可能です。残念ながら Indie は Visual Studio Community 2013 で使えません。
Visual Studio 2015 RC/CTP と Xamarin
Visual Studio 2015 RC/CTP はインストール時にオプションでクロスプラットフォームの開発環境を自動で入れてくれます。
Xamarin の選択肢が無いことやブログに "Xamarin Templates in Visual Studio 2015" という記載があることから標準で iOS, Android のテンプレートが入るようです。インストールすると
と iOS, Android のテンプレートが一個だけあります。Mobile App (Xamarin.Forms 用) テンプレートはありません。
プロジェクトを作成してみましょう。
おぉっとグレイト!インストールしろって事みたいですね笑
「Download Xamarin」ボタンからダウンロードしても良いですし、現在の評価版は Visual Studio 2015 に対応していますので ダウンロードサイト から評価版をダウンロードしても構いません。
2015/5/6 追記:
Visual Studio 2015 に Xamarin の拡張機能がインストールされない場合は、
修復インストール
から 2015 用の拡張機能をインストールしてください。詳細は Visual Studio 2015 対応の特別バージョンのインストーラーが無い(TT) - SIN@SAPPOROWORKSの覚書 をご参照ください。
つまり、Business か評価版でログインする必要があります。
この評価版が切れた後は、Starter Edition として動作します。やったね。
まとめ
Visual Studio 2015 と Xamarin Starter でも、完全無料で Android/iOS アプリをビルド (iOS アプリのビルドには Mac が必要) できますが、ビルドしたアプリサイズに 128KB の制限が掛かります。
Starter でなく Xamarin Business 以上のライセンスがあれば、当然サイズ制限なくアプリを開発可能です。
Xamarin 気になった方は
是非 ダウンロード(直接) / ダウンロード(弊社経由) して触ってみてください。 学習用リソース や JXUG リンクページ に参考資料を纏めてますので併せてどうぞ。
Xamarin の情報が欲しい方はこのブログも購読いただいたりすると嬉しいです。
以上です。