こんにちは。エクセルソフトの田淵です。
日本マイクロソフトの大型有償技術イベント de:code 2016 の DEV-023 でお見せした、ちょっと頑張った Xamarin.Forms アプリの解説、その3です。
おかしな機能を紹介しました。
DataPages
Xamarin.Forms 2.3 Pre で発表になった機能で、
ドキュメントは こちら をご覧ください。
決まった形のデータを渡してあげるだけで、ページやアイテムを自動生成してくれるライブラリです。
- JsonDataSource
- AzureDataSource
- AzureEasyTableDataSource
に対応していて、
- ListDataPage
- DirectoryPage
- PersonDetailPage
- DataView
- CardView
- HeroImage
- ListItem
を生成できるようです。まだ全然調べられていないのでこれから調べていきます。
Xamarin Workbooks
C# をリアルタイム解析、ビルドして iOS/Android の View を表示する Sketches という機能の後継です。リアルタイム解析をして、実行できるドキュメントを作成し、Markdown で保存できます。
のように Xamarin.Forms を動かしながらドキュメントを読むことができます。
ページを用意し、最後に RootViewController でページを指定してあげる必要がありますので、その点だけ通常の Xamarin.Forms の書き方と違います。ご注意ください。
Xamarin.Forms.Forms.Init();
var a = new App();
KeyWindow.RootViewController = a.MainPage.CreateViewController();
実際に動かしながら動作を確認できるので教育目的でも非常に有用なツールだと思います。
ドキュメントは こちら をご覧ください。
日本語の情報は @amay077 さんが Qiita にエントリー書いてくださっているのでご覧ください。
残念ながら、Xamarin.Forms アプリは Windows では動かせないようで、これも Mac 版先行みたいです。
以上です。
業務に使っていくには、かなり頑張る必要があるかもしれません。が、UI のコードを共通化することでの開発スピードの向上、コスト削減は見込めますので、UI をあまり凝ってなくても許される社内アプリやまずは動くモノが必要なモックアプリなどには最適です。是非 Xamarin.Forms を使ってみてください。
Xamarin 気になった方は
是非 ダウンロード して触ってみてください。Visual Studio 2015 をご利用の方は Update 2 にアップデートする際にカスタムインストールで Xamarin を追加しましょう。 学習用リソース や JXUG リンクページ に参考資料を纏めてますので併せてどうぞ。
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以上です。