こんにちは。エクセルソフトの田淵です。
Xamarin.Forms の Android アプリを Google Play にリリースしてみた - Xamarin 日本語情報 の続き(申請自体はこちらが最初)です。Xamarin.Forms でアプリを作成しているので、Windows ストアに Windows Phone アプリを申請してみました。
IT勉強会検索 (Windows Phone 版) です。宜しければ触ってみてください。
本エントリーは 2015/8/31 時点での情報です。時間が経過すると価格や画面が変わっている可能性があります。
デベロッパー センター開発者プログラムへの登録
Windows Developer Program は以下のエントリーでも書きましたが、Dev Center Benefit のキャンペーンで加入しましたので費用は発生していませんので割愛します。 話題の Dev Center ベネフィット で、無料で Windows Phone 開発者登録が出来ました - Xamarin 日本語情報
アプリ名予約
まずは Windows デベロッパー センター にアクセスして、アプリ名を予約します。
送信1 を埋める
アプリ名の予約が通ったら申請用の 送信 1
が出来ますので、各項目
- 価格と使用可能状況
- アプリのプロパティ
- パッケージ
- 説明
- 認定の注意書き
を埋めていきましょう。
価格と使用可能状況
無料か有料かを選択し、「オプションを表示」で配布対象国を選んだりします。今回は日本語 UI でしたので、対象は日本と米国のみとしました。(Xamarin.Forms アプリの Localize 方法については調べてます)
Windows 10 device families は Xamarin.Forms は Windows Phone 8.0 (Sliverlight) なので、モバイルのみとしました。
アプリのプロパティ
ここで私は一度リジェクトされたのですが、インターネッツにアクセスするアプリは ストアの年齢区分
を 12+ (12 歳以上向け)
にしておかないといけないようです。
パッケージ
さてパッケージですが、プロジェクトプロパティの アプリケーション > Xap ファイル名
がアップロードするファイル名となります。
WMAppManifest.xml
を開いてアイコンや表示名バージョンなどを適切に追加・修正しておきましょう。アイコンは透明ベースのが流行ですかね。
アップロードする xap ファイルですが、Visual Studio で Release ビルドをして、<プロジェクト名>\Bin\Release
に言語用のフォルダとかが山のように出来ていましてその中に Xap ファイル名
の Xap ファイルがあるはずです。
それをそのままアップロードします。Android では個別で必要だった署名などの作業は Visual Studio が自動でやってくれているようです。便利!
なお、以下の kazuaki さんのエントリーでは ストアへの関連付け
からパッケージのテストなどもやっていますが、Xamarin.Forms の WP80 プロジェクトでは出来ないようです。残念。
説明
ここが大変だったのですが、日本語だけにすれば少しは楽だったかも。他言語アプリの場合は説明書きも各言語で用意する必要がありそうです。
Google Play と違い、Windows ストアは逆に必須なのは
- 説明 (10,000字)
だけみたいで、その他の情報はすべてプロモーション上あった方が良いよという位置づけのようです。以下に入力しておいた方が良さそうな項目を列挙します。
アプリ情報
- リリース ノート (1,500 文字)
画像
- モバイルのスクリーンショット (768 x 1280、720 x 1280、480 x 800, png)
- アプリ タイル アイコン (Windows Phone 8.1 およびそれ以前, 300 x 300, png)
- プロモーション用のアートワーク
- ワイド アイコン (358 x 173)
- 四角形アイコン (358 x 358)
- 背景画像 (1000 x 800)
- その他何の説明もない謎のサイズの以下の画像たち。今回は用意しませんでした。
- 414 x 180
- 414 x 468
- 558 x 558
- 558 x 756
- 846 x 468
- 2400 x 1200
その他の情報
- アプリの機能 (各 200 文字以内, 最大数: 20)
- お勧めのハードウェア (各 200 文字以内, 最大数: 11)
- キーワード (各 40 文字以内, 最大数: 7)
- 著作権と商標の情報 (200 文字以内)
- Web サイト (2048 文字以内)
- サポートの連絡先情報 (2048 文字以内)
- プライバシー ポリシー (2048 文字以内)
あたりでしょうか。
これらの情報を英語でも記入します。
認定の注意書き
テスターがアプリを使用、理解するために役立つ情報を提供してください。ユーザーにこの情報は表示されません。 次の情報を含めてください (可能な場合): ・テスト アカウントのユーザー名とパスワード ・非表示またはロックされている機能へのアクセス手順 ・バックグラウンド オーディオの使用状況の検証手順
とのことです。
おめでとうございます!
無事送信が完了しました。後は待つだけなのですが、2,3日は掛かるかもしれません。
Windows ストアも同様にダウンロード数やクラッシュレポートなどが見れます。
Xamarin 気になった方は
是非 ダウンロード(直接) / ダウンロード(弊社経由) して触ってみてください。 学習用リソース や JXUG リンクページ に参考資料を纏めてますので併せてどうぞ。
Xamarin の情報が欲しい方はこのブログも購読いただいたりすると嬉しいです。
以上です。