本日の日本マイクロソフト様で開催されたイベント
Developer Camp 「iOS, Android, Windowsに対応したアプリを開発する方法 - Xamarin + Visual Studio 最新情報」
のキャッチアップエントリーです。
2014/1/22 更新:PCL 版サンプルプロジェクト公開
私の資料
日本マイクロソフト 大西さんの資料
頂いたご質問についてはこちらに回答を記載していきます。
ライセンスについて
ライセンスは永続ライセンスです。ただし、次年度以降、バージョンアップとサポートを継続されたい場合は、ライセンス費用と同額です。キャンペーンを継続するかは不透明ですので、次年度は 98,000円(税別)より高くなる可能性もあります… 申し訳ございません。
バージョンアップ、サポートが不要な場合、そのまま使い続けていただき、必要になった際に Subscription をご購入いただく。ということでもかまいません。その場合も遡りではなく、ご購入から 1年間です。
弊社経由のご購入について
現在のキャンペーン価格であれば、価格はほぼ変わりません。その上で、弊社に日本語でお問い合わせいただけるという利点があります。Xamarin 側の対応も弊社経由の方が多少早いのではないかと思います。
MSDN Subscriber 向けキャンペーンについて
Exclusive offers and pricing for MSDN subscribers - Xamarin
こちらのページから有効な MSDN Subscriber ID を入力頂くと、Xamarin 本社からドル建てで 1ユーザー $1,399 または 5ユーザー $9,900 で Xamarin.iOS と Xamarin.Android を購入頂けるキャンペーンです。
弊社経由でご購入いただける場合は多少お高くなってしまいますが、日本語サポート付きでご提供いたします。詳細は MSDN Subscriber 向け特別価格キャンペーン をご参照ください。
(インフラジスティックスさんの代理店でもありますので、NUCRiOS もご検討くださいw)
ご質問としていただいていた件を以下に纏めました。
アプリ内課金について
iOS は In-App Purchasing | Xamarin をご覧ください。
Android は公式のコンポーネント Xamarin.InAppBilling / Components / Xamarin をご利用ください。
サンプルプロジェクトについて
使用したサンプルプロジェクト Tasky Pro 日本語版 は
http://jp.xlsoft.com/demo2/xamarin/TaskyPro_ja_2012.zip
こちらです。Windows 8(Windows 8 ストアアプリプロジェクト入り)/ VS2012 用です。)
PCL 版の TaskyPortable 日本語版をアップしました。VS2013 用です。
http://jp.xlsoft.com/demo2/xamarin/TaskyPortable_ja.zip
Mac Build Host について
Xcode が複数バージョンインストールされている場合、どちらを使用しますか?
/Application/Xcode.App を参照しますので、最新版を使用したい場合は App 名を Xcode と Xcode_463 などに。古いバージョンを使用したい場合は、Xcode_502 と Xcode などにすると良いと思います。ただし、混在環境はお勧めしないとのことです。
複数 Windows マシンから 1つの Mac Build Host にアクセスできますか?
いいえ、同時にアクセスできる Windows マシンは Pair 設定をした 1台のみです。Pair を解除して、別の Windows マシンで Pair 設定をしなおして接続することは可能ですが、開発元としてはお勧めしないとのことです。
F# について
F# Support Overview | Xamarin を見る限りフルフルでサポートされているわけではなさそうです。
XiOS, XAとも、F#プロジェクトを正式にサポートするようになりました。Xamarin Studioでこれらを使用するためには、Xamarinから公開されているわけではないF# addinと、Xamarinから公開されているF# iOS/Android addinをインストールする必要があります。
Xamarin7月リリースについて - ものがたり では上記のように言及されています。
Mvvm について
クロスプラットフォーム モバイル アプリのビルド のエントリーで MVC、mvvm のアプローチを使用してクロスプラットフォームアプリケーションのコード再利用を最大化するガイドラインが書かれています。
Xamarin Component Store から入手できる MvvmCross という非常に強力なライブラリについては @amay077 さんの以下のエントリーが非常に分かりやすく参考になります。
Xamarin - マルチプラットフォーム MVVMフレームワーク「MvvmCross」を使う - Qiita [キータ]